STEP 2
STEP2|業務統制構造 時点固定設計
STEP1で未定義として記録された箇所を、依頼者が社内で確認・決定したうえで、 その配置をDecision Logsが正式に記録します。
このSTEPの性質
STEP1の観測記録には、未定義・未整理として残された箇所が含まれます。 STEP2では、それらの箇所について依頼者が社内で確認・決定した内容を、 Decision Logsが正式な記録として整理します。
判断・停止・責任・説明の配置を決めるのは依頼者です。 Decision Logsはその決定を確認し、記録として固定します。
本記録書は、依頼者が確認・決定した配置の時点記録です。 配置の運用定着・継続実施・法令適合を保証するものではありません。
このSTEPの特徴
- STEP1で「未定義」だった箇所が、依頼者の確認を経て記録として確定します
- 「この時点で誰が何を確認・決定したか」が文書として残ります
- 後から「当時どの配置で合意していたか」を参照できます
- STEP1完了後に任意で依頼できます
固定・記録する内容
- 最終判断責任主体の明示
- 判断地点と判断種別の整理
- 停止条件と停止権限主体の固定
- 不可逆境界の定義と通過条件の整理
- 責任帰属構造の記録
- 説明対象・説明発生条件・正式証跡の整理
- 統制逸脱の定義と再確認条件の明示
記録・証跡・保存要件は支援層として整理します。
このSTEPでやらないこと
- 運用保証・成果保証
- 監査適合の保証
- 適法性判断・安全性保証
- AI導入可否の判断
- 実装仕様の最終確定
- 業務改善提案
- 承認判断の代行
統制成立の前提
本設計書は、以下が維持されることを前提とします。 前提が失われた場合、当該範囲に対して適用前提外となります。
- 最終判断責任主体が明示されていること
- 停止権限主体が明示されていること
- 不可逆境界前に必須確認が配置されていること
- 正式証跡が保存されること
- 停止解除理由が記録されること
再確認が必要になる場合
以下の変更が生じた場合、設計内容の再確認を要します。
- 業務フロー変更
- 組織変更・規制変更
- システム変更
- 代理承認者の決定
- 重要な運用上の変更