1. 受ける依頼の条件

以下を目的とした依頼を受けます。

  • AIを業務に通す前に、判断・停止・責任・説明の前提構造を確認・整理したい
  • 現時点の業務構造を、外部から観測・記録してほしい(STEP1)
  • STEP1で未定義だった箇所を社内で確認・決定し、その内容を正式に記録したい(STEP2)
  • AIを業務に通す前提条件を業務ごとに整理したい(STEP3)

STEP1は単独でご依頼いただけます。STEP2・STEP3はSTEP1完了後に任意でご依頼いただけます。

2. 停止する条件

以下に該当する依頼は、受けられない場合または途中で停止する場合があります。

  • 法務・監査・セキュリティ判断にあたる断定的な可否判断を求める依頼
  • 制度・規制への対応可否の見解を求める依頼
  • AI導入・実装・運用・意思決定・承認の引き受けを前提とした依頼
  • 個人情報・機微情報の精査が業務成立に必要な依頼

3. 納品物の性質

  • 成果物は、依頼者が自社内で使うための「判断の足場」として位置づけています
  • 採用・運用・最終判断は依頼者に帰属します
  • 納品後の継続的な外部監視を前提としない、納品型の支援です

成果物は以下を目的としていません。現時点の観測範囲における事実の記録として扱ってください。

  • 安全性・適法性・監査対応を断定的に示す根拠として使うこと
  • 法令・規制への対応可否の証明として使うこと
  • AIを業務に通すことの可否判断を代行・確定すること

法務・監査・外部機関がこの記録をどのように評価するかは、それぞれの立場での判断に委ねられます。

4. 情報の取り扱い

  • 作業に使用する情報は、依頼目的に必要な範囲に限定します
  • 守秘義務や情報管理の詳細条件が必要な場合は、個別に確認します
  • NDAその他の守秘義務契約の締結前後で、提供いただく情報の範囲・粒度・形式を段階的に調整します。契約成立前の段階では、固有名詞・個人特定情報・クライアント生データを含まない範囲での確認を前提とします。

原則として、個人情報・機微情報そのものを扱う前提では進めません。必要がある場合は、事前に範囲を確認します。

5. AI補助の使用

  • 草案整理・構造化にAI補助(大規模言語モデル等)を使用する場合があります
  • AI補助を使用する場合、必要に応じて情報の匿名化・固有名詞の置換・入力粒度の調整を行います。生データ・個人特定情報をそのままAI補助へ入力する前提では進めません。
  • 出力の採否・選択・確定は人間が行います

AI補助の使用範囲について確認が必要な場合は、個別に扱います。

6. 出力の前提条件

  • 整理結果は、提供いただいた情報の範囲・完全性・正確性に依存します
  • 提供されていない情報・未開示情報に基づく整理は行えません
  • 重大な前提変更または未開示事項が判明した場合、整理結果の前提は失効し得ます

7. 前提再確認について

納品後に以下の変更が生じた場合、当初の前提条件に差分が生じている可能性があります。 別途「前提再確認」としてご相談いただけます。

  • 業務フローの変更
  • AI利用範囲の変更
  • 組織変更・規制変更
  • 重要な運用上の変更が生じた場合

前提再確認は、運用保証・監査対応の断定を行うものではありません。 納品済み成果物の前提と現在の業務状態との差分確認と、必要に応じた再整理対象の明示を行うものです。

8. このページの適用範囲

このページに記載している方針は公開版の基本方針です。 個別の依頼に際して、守秘義務条件・情報管理の詳細・AI補助の使用範囲・ 成果物の形式・連絡手段については、お問い合わせ後の確認段階で個別に定めます。

公開版の記載と個別合意条件が異なる場合は、個別合意条件が優先されます。

個別条件の確認は、お問い合わせ後に行います。問い合わせ時点で依頼は確定しません。

関連する考え方:Decision Logs 契約・運用統制ポリシー v1.1(note)→